ガソリンによる放火や引火を抑制する機器の実験会が兵庫県神戸市で行われました。
京都アニメーションの放火殺人事件をきっかけに開発された日本初の機器とは?
大手警備会社ALSOKが日本ドライケミカルと研究開発した日本初の火災抑制剤放射器クイックスプラッシャー。
ガソリンは蒸発するため火をつけると一瞬で天井まで燃え広がります。
天井まで炎が達すると初期消火は困難です。
しかし、この水と泡を配合した薬剤を噴射すると、誰かがガソリンをまいて火をつけたとしても炎を抑制して初期消火や逃げる時間を稼げるほか、火がついた後に噴射しても炎を抑制することが可能です。
こちらは、電車内で人やシートにガソリンをまかれたテロを想定。 抑制剤を噴射すると、火を抑制できます。 実験会では、神戸市消防局やビルの管理会社などの人たちが見学して導入を検討していました。