季節ごとに渡りをする日本産のチョウ、アサギマダラが、今、兵庫県神戸市の六甲山にも飛来しています。
アサギマダラは、その名の通り、浅葱(あさぎ)色の羽を持つ可憐なチョウです。
季節ごとに長距離を移動することで知られ、夏は長野県などの高原で過ごし、秋になると温暖な地域へと南下していき、日本の南西諸島や台湾で越冬します。
兵庫県内では、9月から10月にかけて見られ、神戸市灘区にある六甲高山植物園では、2022年は8月下旬から姿を現し、好物のフジバカマが咲き始めた9月上旬から数が増えました。
優美にはばたくアサギマダラを撮影しようと多くの観光客が訪れています。
六甲高山植物園では、アサギマダラの飛来が、9月下旬ごろにピークを迎えるということです。