兵庫県は新型コロナウイルス対策や物価高騰に伴う緊急経済対策として総額649億円余りの補正予算案を発表しました。
発表された県の補正予算案は、新型コロナウイルス対策として保健所や医療提供体制の強化の他、全数把握の見直しを見据えた低リスク患者のためのフォローアップ体制の構築などに合わせて525億円を計上。
また、物価高騰の影響を受ける県民や飲食店を支援しようと1万2500円分の食事券を1万円で販売する県版GoToEatキャンペーンの実施費用に9億円が計上されている他、県産の農産物を直売所などで2500円分購入した際に500円分の金券を発行する施策などが盛り込まれています。
この他、高齢者施設や障害者施設などにおける光熱費や食費の高騰対策として、支援金を支給する事業など補正予算案の総額は649億円余りとなります。
【兵庫県の斎藤元彦知事】 「円安を含めて燃料価格や物価価格が高騰していて県民や事業者の皆さまに大きな影響が出ているので需要の下支えであるとかいろんな支援をしっかりしていく」
この補正予算案は9月20日に開会する県議会で上程されます。