9月21日から始まる秋の全国交通安全運動に合わせて、兵庫県警と神戸の洋菓子メーカー「ユーハイム」がコラボレーションした商品が12日から販売されています。
この取り組みは、秋になり日が落ちる時間が早くなるこの時期に事故が増加傾向にあることから、交通事故の防止を目的に兵庫県警と神戸の洋菓子メーカー「ユーハイム」が共同で実施しました。
ショーケースからその場で切り出されるバウムクーヘンのパッケージの帯には生田署のマスコットキャラクター「いくたん」がランドセルに反射材をつけ、夕暮れ時に手を挙げて横断歩道を渡る姿が描かれています。
この商品の売り上げの一部は、事故によって家族を失った交通遺児の支援に充てられるということです。また、この日は店の前で警察官が歩行者に反射材などが入った啓発グッズを配り、交通安全を呼び掛けました。
兵庫県生田警察署の塩崎泰隆地域交通官は「車の運転手には早めのライトを、歩行者には反射材の着用と手を挙げての合図運動をお願いしたい。お菓子を囲んで家庭で交通安全について考えていただければと思う」と話していました。
この商品は、神戸市中央区のユーハイム本店で9月30日まで販売されています。