淡路島で水揚げされるマダイが「淡路島えびす鯛」と名付けられ、ご当地グルメとして売り出されています。
ことしも島内の飲食店などで提供されることになり、先日、マダイ料理のお披露目会が開かれました。
淡路島3市の漁港で秋に水揚げされる天然マダイその名も「淡路島えびす鯛」。
春の「サクラマス」、夏の「ハモ」、冬の「3年とらふぐ」に続き、淡路島の秋の名物にしようと去年ブランド化され、ご当地グルメとして様々なマダイ料理が開発されています。
ことしも島内の旅館や飲食店などで淡路島えびす鯛を使ったオリジナル料理が提供されることになり、9月、南あわじ市で10の事業者が参加して新メニューのお披露目会が開かれました。
淡路市の飲食店「淡路島台所・五感 ダイニングそらと海」は「漬け丼」を考案しました。新鮮なえびす鯛を特製のタレに漬けて丼で提供。醤油で味わう「お刺身定食」に変更することも可能です。
「湊小宿 海の薫とAWAJISHIMA」は鯛や島内産の野菜をお酒で蒸した「ヴァプール鍋」などを提供し、「グランドニッコー淡路日本料理あわみ」ではしゃぶしゃぶや揚げ物など7つの鯛料理を会席で味わえます。
一方、「夢街遊(ゆめかいゆう)淡路島」が考案したのは「お造り」です。鮮度にこだわり、えびす鯛の様々な部位を味わってほしいと話します。
「淡路島えびす鯛」を使った料理は島内46のホテルや飲食店などで提供され、メニューをまとめたパンフレットは島内の観光スポットなどで配布されています。