台風11号は、6日午後9時に温帯低気圧に変わり、兵庫県内では警報級の大雨の恐れはなくなりましたが、引き続き高潮に注意が必要です。
大型で強い台風11号は、6日午後9時に日本海北部で温帯低気圧に変わりました。
兵庫県では、接近に伴い6日各地で交通機関が乱れるなど影響が出ました。
神戸電鉄粟生線では、走行中の列車と倒木が接触し、一時運転を見合わせました。また、姫路市内のコンビニエンスストアでは、強風の影響でガラス製の扉が割れる被害がありました。
神戸地方気象台によりますと、香美町兎和野高原で25.3メートル、香美町香住で22.9メートルの最大瞬間風速を記録し、9月の観測史上1位を更新しました。
兵庫県北部では豊岡市と香美町に高潮警報が出ていましたが、午前11時すぎに解除されました。 気象台は、引き続きうねりを伴った高波に注意を呼び掛けています。