10月から始まる男性の育児休業制度いわゆる「産後パパ育休」を周知しようと兵庫労働局は企業の人事担当者などを対象に説明会を開きました。
兵庫労働局が初めて開いた説明会には、200社の人事担当者などが参加しました。
2022年4月以降、「改正育児・介護休業法」が段階的に施行され、いわゆる「産後パパ育休」制度が10月からスタートします。
「産後パパ育休」は、従来の育児休業とは別に、子どもが生まれてから8週間以内に、男性が合わせて4週間以内の休みを2回に分けて取得できる新しい制度です。
説明会では、男性の育休取得が全国で13.97%にとどまっている現状や、原因のひとつとなっている職場でのハラスメント対策が紹介されたほか、神戸の建設会社が男性育休取得率100%を達成し、働き方改革で業績を向上させた事例などが報告されました。
兵庫労働局は、今後も各地で説明会を開き、制度を周知していきたいとしています。