兵庫県教委「鞴まつり」など5件 無形民俗文化財に初登録

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兵庫県教育委員会は、2021年4月に創設した県の登録無形民俗文化財に三木市の「鞴(ふいご)まつり」など5件を初めて登録したと発表しました。

県の登録無形民俗文化財制度は、県内で伝統的に続く祭りや行事を保存を目的に財政的に支援しようと創設され、三木市の「鞴まつり」や新温泉町の「居組(いぐみ)の精霊船(しょうりょうぶね)流し」など5件が初めて登録されました。

「鞴まつり」は、金物づくりには欠かせない高温の火を起こすための道具「ふいご」に感謝する祭りで鍛冶職人など金物業者による信仰が起源とされています。 「居組の精霊船流し」は、大きな船に2体の人形を乗せて先祖の霊を船で送る盆行事です。

県内には、およそ4500件の伝統行事が残るとされていて、県教委は「制度を活用し、貴重な文化を残していきたい」と話しています。

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