「ボーガン」と呼ばれるクロスボウの所持が9月15日から原則禁止となるのを前に、兵庫県警は、所持しているクロスボウを廃棄処分するよう呼びかけています。
宝塚市の民家でおととし、男女4人がクロスボウで撃たれて死傷した事件などを受けて、去年6月、クロスボウの所持を原則禁止にする改正銃刀法が成立しました。
これにより9月15日以降、各都道府県の公安委員会の許可を得ずにクロスボウを所持することは違法となり、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科せられます。
兵庫県警では、各警察署にクロスボウを持ち込めば無料で廃棄処分をしていて、9月15日時点で213本が回収されたということです。
持ち込みに事前の連絡は不要で、県警は、不法所持となる9月15日までに警察署に持ってきてほしいと呼び掛けています。