長期の入院を必要とする病気の子どもたちを励まそうと、8月30日、兵庫県立こども病院で献血者からのメッセージカードが贈呈されました。
贈呈式では県立こども病院内の神戸市立友生支援学校みなと分教室の森下原巧実さんに献血推進キャラクター「けんけつちゃん」から、メッセージカードが渡されました。
このメッセージカードは2022年7月に神戸市や姫路市などで献血した214人から寄せられたもので、長期の入院が必要な子どもたちを励ます言葉がつづられています。
森下原さんは骨髄異形成症候群で2021年から県立こども病院に入院していて、移植の手術を経て近く退院する予定で、9月からは姫路市内の中学校に復帰するということです。
日本赤十字社によりますと新型コロナウイルスの第7波の影響で、献血者は減少傾向にあるということで、引き続き、協力を呼び掛けています。