トラフグの陸上養殖 旧幼稚園舎で始まる

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朝来市でトラフグの陸上養殖に取り組もうと、29日、稚魚の放流が行われました。

県内初の取り組みが行われている場所は使われなくなった幼稚園です。

県内で初となるトラフグの陸上養殖が行われているのは、朝来市の旧竹内幼稚園と旧寺内幼稚園です。

事業を行うのは、神戸市出身の中村峻さん。大手精密機器メーカーを辞めての起業です。

陸上養殖は人工海水を使い水を浄化して排せつ物などを取り除くため、環境に優しいとされています。

また、生育に適した水温を保つことから、出荷までの期間がおよそ1年と、通常の海での養殖の1年半に比べ短く済むメリットがあるということです。

29日は朝来市の藤岡勇市長も駆けつけて、稚魚2400匹を放流しました。

中村さん餌には兵庫県産の黒豆を配合するなどこだわりのトラフグ。今年の冬にはさらに3600匹を放流予定だということです。

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