兵庫県内有数のナシの産地として知られる香美町で、二十世紀梨の出荷が、29日から始まりました。
香美町内では41戸の農家が、およそ12・8ヘクタールの農地でナシを栽培していて、今は特産品の二十世紀梨が旬を迎えています。
香美町香住区の田門健太さんの畑でも、梅雨が短く出来が心配されましたが、糖度がおよそ11度と高い甘くみずみずしいナシが育ったということです。
JA香住梨選果場では、職員たちが収穫されたナシの選別と箱詰めに追われ、29日は4トンが出荷されたということです。
出荷作業は9月17日まで行われ、およそ100トンが地元の市場や阪神間に出荷されます。