■全国34チームが集結
阪神球団が運営する女子チーム「阪神タイガースWomen」(以下TW)が、8月26日開幕の「全日本女子硬式クラブ野球選手権大会」に出場する。
大会には、硬式野球に取り組む全国の女子クラブチームや企業チームなど34チームが参加。千葉県内の3球場を舞台にトーナメントで優勝を争う。
TWは昨年結成され、クラブ選手権にも初出場した。しかし初戦で同じNPB傘下の「埼玉西武ライオンズ・レディース」と対戦し、1-4で敗れた。
リベンジをねらう今年は、26日の1回戦で関東のクラブチーム「新波(しんば)」と対戦する(大谷津球場=千葉県成田市)。
TWは7月、初めて甲子園球場でナイターを含む練習試合2試合を行い(1勝1分)、観客から大きな応援を受けた。
■守り抜いて勝つ
大会を前に、TWの三浦伊織キャプテンがサンテレビのリモート取材に応えた。
三浦キャプテンの話:
「クラブ選手権まであとわずかなので、一人ひとり気持ちを高めて練習に励んでいます。
TWは、ガンガン打って大量得点をねらうというよりは、少ないチャンスで点を取り、最少失点で守り抜いて勝つというのが持ち味です。
昨年は全国大会で良い成績を挙げられなかったが、今年はその悔しさを晴らすためにも、みんなで戦い抜いて、優勝できるよう頑張ります」
(浮田信明)