ネットやゲームを使い過ぎる子どもの増加が懸念される中、日常生活でのネットの適正な利用を考えようと、姫路市の無人島で青少年たちがオフラインキャンプを行っています。
兵庫県は青少年にネットやゲームの利用の仕方を見直してもらおうと毎年この時期に、姫路市の家島でネットを利用しないオフラインキャンプを実施していて7回目のことしは小学生から高校生までの18人が参加しました。
厚生労働省が2018年に実施した調査ではネット依存の中高生は全国で推計93万人に及びます。
ネットやゲーム依存から不登校になるケースも多くみられ、内閣府の調査では不登校が引きこもりのきっかけなった割合が高くなっています。
このキャンプではスマホやゲームの使用は決められた時間帯で1日2時間に制限され、人とのつながりを重視したプログラムが行われます。
初日の17日は参加者たちが1日に利用しているネットの時間を確認しあったり、ネット依存に陥らないための工夫などが話し合われました。
キャンプでは釣りやカヌーなどのプログラムもあり、県によりますと毎年キャンプ中にネットを利用する参加者はほとんどいないそうです。
オフラインキャンプは4泊5日のスケジュールで8月20日まで行われます。