子どもたちに裁判の仕組みや制度を知ってもらおうと神戸地方裁判所で8月12日、裁判官にインタビューを行う夏休みの特別企画が実施されました。
このイベントは夏休みを迎えた子どもたちに裁判所を身近に感じてもらおうと企画されたもので、事前に応募した小学5・6年生と中学生13組が参加しました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により対面での実施は3年ぶりで、子どもたちは実際の傍聴席に座って裁判所や法律に関するクイズに挑戦しました。
また、刑事事件と民事事件を担当する現役の裁判官への質問コーナーも設けられ、「どのくらい勉強したら裁判官になれるか」「仕事のやりがいは」といった質問を受けた裁判官は「全く同じ事件は存在せず、悩みぬいて判決を出している」などと仕事への姿勢を説明していました。
その後、子どもたちは裁判長席や証言台などを見学し、裁判所の役割を学んでいました。