複数人で男性を監禁し催涙スプレーやスタンガンなどでけがをさせた上、現金およそ4万円を奪ったとして兵庫県警は27歳の建設業の男を逮捕しました。
強盗傷人・監禁・傷害の容疑で逮捕されたのはたつの市誉田町の建設業の男(27)です。
兵庫県警によりますと、男は2022年5月、3人以上の仲間と共謀して姫路市内のカラオケ店の駐車場で20代の男性2人の顔面に催涙スプレーを噴き掛けたほか、棒のようなもので頭部や顔面などを殴るなどの暴行を加えたのち、28歳の男性を車に監禁し別の場所に移動して現金およそ4万円を奪った疑いが持たれています。
28歳の男性は腰椎骨折など全治1カ月の重傷でもうひとりの24歳の男性も顔面を殴られ全治1週間の軽傷です。 調べに対し男は「全く身に覚えがない」と容疑を否認しています。
警察は共犯者の行方を追っています。
また、住所不定・建設業の男(21)を口論となった知人の車を金属バットで殴りフロントガラスなどを損壊した疑いで逮捕しました。
逮捕された男2人は同じ不良グループに所属していると見られ、警察は暴力団とのつながりも視野に全容の解明を急いでいます。