国内の野外で生息するコウノトリが7月300羽を超えたことが分かり、兵庫県豊岡市の研究施設では、訪れた人に記念品を配っています。
豊岡市の「県立コウノトリの郷公園」によりますと、7月末時点で、野外のコウノトリが309羽に達したということで、6日は来園者に、記念の缶バッジが配られました。
野外のコウノトリは1971年に絶滅しましたが、2005年にコウノトリの郷公園から5羽が放たれ、今では兵庫以外にも島根や栃木など、合わせて9府県で繁殖が確認されています。
園によりますと、放鳥から100羽に増えるまでには12年かかりましたが、200羽から300羽の達成までにはわずか2年だったということです。
記念の缶バッジは7日も先着200人に配られます。