兵庫県警は1日、大麻に関する犯罪の取り締まりを強化しようと総合対策推進本部を新たに設置しました。
「大麻事犯総合対策推進本部」は大麻に関する犯罪の取り締まりを強化し、乱用防止を呼び掛けようと新たに設置されたもので、県警本部長が推進本部長を務め以下21人で構成されています。
県警によりますと、大麻を巡る犯罪の検挙数は年々増加していて、去年1年間では312人が逮捕され、このうち30歳以下が226人と若年層が逮捕されるケースが多いということです。
1日の発足式で桐原弘毅本部長は「治安の根底が脅かされるのを食い止めるために取り締まりを強化していく」と訓示しました。
兵庫県警はインターネットなどを通じて大麻の乱用を防ぐ啓発活動を行っていくとしています。