神戸市では、若い世代を中心に新型コロナワクチンの接種を促進しようと、30日から予約不要の接種会場を三宮に設けています。
7月30日に開設された「まちなか接種ステーション」には午前中から多くの人が並び、午後2時の開始直後に50人の上限に達しました。
神戸市では、新型コロナウイルスの感染急拡大を受け重症化を予防するための3回目のワクチン接種を呼び掛けていますが、30代以下の接種率は36%と依然低いままです。
「まちなか接種ステーション」は、地下鉄海岸線の三宮・花時計前駅にあり、神戸市民であれば接種券や予約なしでの接種が可能です。
また、使用するワクチンはファイザー製で、一日におよそ50人の接種を見込んでいます。
接種を受けた10代、20代からは「午前10時半ごろから並んだ。周りに迷惑をかけたくないという思いもあった。打ち終わってほっとしている」
「予約なしで打てるというのが自分にとっては大きかった。混雑すると思ったので開設1時間前に来たが、見ていると混雑していた。打ったから大丈夫ということはないが安心している」といった声が聞かれました。
「まちなか接種ステーション」は土日と祝日限定で8月28日まで開設され今後、利用状況に応じて医師の増員を検討するということです。