コープこうべは障害がある人たちの働く機会をつくろうと、注文商品の受け渡しに関する業務を委託する取り組みを始めました。
明石市にあるコープこうべの店舗で商品の受け渡しに備え、野菜や生活雑貨など商品を仕分けているのは、明石市で障害者の就労支援を行う「サポートセンター曙」の利用者です。
コープこうべでは、もともと曙の利用者らが手作りした品を販売するマルシェを定期的に開催しています。
新型コロナウイルスの影響で障害がある当事者の就労や実習の場が減少していることを知り、今回、商品の仕分けや受け渡しの業務を委託することを決めました。
作業によって収入が得られるほか、コープこうべはこの業務を今後すべて曙に委託することを検討していて、障害がある人たちの雇用の創出につながります。
コープこうべでは神河町でも障害者の福祉作業所と連携して宅配業務を行っていて、今後も各地域に広げていきたいとしています。