神戸市は、大人に代わって家族の世話を担う「ヤングケアラー」のいる世帯へヘルパーを派遣する新たな支援事業を8月から始めると発表しました。
この事業は、病気や障害などでケアを必要とする家族の世話を担う18歳未満の「ヤングケアラー」自身を支援しようと神戸市が新たに設けたものです。
市が必要と認めた場合に週1回、2時間を上限に食事の準備や衣類の洗濯、それに生活必需品の買い物などを支援するヘルパーを無料で派遣し、負担軽減を図ります。
神戸市が2021年6月に開設した相談窓口には、これまでに69件の相談が寄せられたことから新事業は今後最大100世帯が利用できるように整備するということです。
訪問支援事業は、8月1日から、相談の受付けを開始します。