11人が犠牲となった2001年の明石歩道橋事故から21年となるのを前に、遺族らが、再発防止を願う本を出版することになりました。
7月17日は、出版に先立ち会見が開かれ、事故で当時7歳の長男と、当時9歳の長女を亡くした有馬正春さんらが出席しました。
2001年7月21日、JR朝霧駅南側の歩道橋で、花火大会の直後に群衆なだれが起き、子どもや高齢者11人が死亡、247人が負傷しました。
本には、事故の真相究明に奔走してきた遺族と弁護団の闘いの記録のほか、遺族が寄せた手記など、再発防止に向けた思いがつづられています。
「明石歩道橋事故再発防止を願って」は、7月21日に発売されます。