【阪神】真弓明信氏、「ピンチしのいだ才木、ものすごく自信になる」

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  • サンテレビ ボックス席 (左から)湯浅明彦アナウンサー、真弓明信氏、鳥谷敬氏/甲子園球場

阪神 1-3中日(延長11回)/7月16日

復帰2戦目の才木は6回1失点。阪神は9回に同点に追い付いたが、延長11回、中日に突き放された。

■1148日ぶりの一軍甲子園

7月16日のサンテレビ ボックス席は、解説・真弓明信氏、ゲスト解説・鳥谷敬氏。

初回、阪神先発の才木は、先頭の大島に初球から150キロ台のストレートを3球続けた。

真弓氏「球のキレというか威力がすごいですね」

2回、陽川のまずい守備で才木は1点を失ったが、3回は三者凡退に。

真弓氏「丁寧に投げている。もう少し緩急のテンポが出てくれば、もっと楽に抑えられる」

鳥谷氏「コロナもあって、いつ誰が離脱するかわからない状態なので、先発陣は何人いてもいい。(才木は)頼もしい」

6回、才木は連続ヒットを打たれ、無死1、2塁のピンチ。

真弓氏「ここを乗り越えていかないと、先発ピッチャーとしてイニングを稼いでいけない。いい経験になる」

才木は続く3人を、三振、ライトフライ、ショートライナーに打ち取り、マウンドを降りた。

鳥谷氏「いいピッチングだったですねえ」

真弓氏「ものすごく自信になる。きょうは、勝ちは付かなかったが、自信につながるピッチングだった」

■足でもぎ取る

近本は、今季ここまで12球団で唯一、フルイニング出場している。

667試合連続フルイニング出場の記録を持つ鳥谷氏は、
「コロナで、急にレギュラー選手がいなくなって、チームがダメージを受けないよう、どのチームもフルイニング出場より、選手を交代させて若い選手に経験を積ませたり、チャンスを与えたりする流れがある」

阪神0-1で迎えた9回。近本はヒットで出てニ盗。佐藤輝のショートゴロで3塁へ。さらに糸原のショートゴロ(記録は野選)で、クロスプレーになったがホームインした。

鳥谷氏 「(ショート土田が)一発で(ホームに)投げればアウトになってたと思うが、(ボールの)持ち替えに失敗している。
近本の足が速いのでショートにプレッシャーがあった」

湯浅アナ 「まさに近本の足でもぎ取った1点と申し上げていいでしょう」

■全て知るショート

6回、ビシエドの打席。

鳥谷氏「(ビシエドは)インコースを引っ張ってレフトにホームランというのは少ない。インコースはライト方面に打って、外の緩い球は引っ掛けて三遊間、外の真っ直ぐはファールというのがビシエドの打ち方」

真弓氏「ショート守ってる人は、そういう特徴、全部、覚えてるのよ(笑)。それが(守備の)1歩目のリードにつながっていくんですよ」
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サンテレビは7月14日から31日まで、阪神戦を13カード連続で中継している。
次回は17日の阪神×中日戦。
(浮田信明)

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