「思い踏みにじられた」 神戸市議がLGBTの勉強会で差別発言

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7月13日に神戸市議会の会派で行われた勉強会で講師として出席したトランスジェンダーの男性が市議から差別的な発言を受けていたことが分かりました。

関係者などによりますと7月13日、神戸市議会の会派「つなぐ」による週に一度の勉強会が開催されました。

勉強会はLGBTへの理解を深めるためのもので神戸市須磨区出身で性別を女性から男性に変えたトランスジェンダーの清水展人さんが講師として出席していましたが、勉強会の中で浦上忠文議員が「清水さんは男なのか、女なのか」香川真二議員が「性同一性障害という名前からLGBTは障害者だと思っている」などと発言したということです。

発言を受けた清水展人さんは「私自身は生まれてきた性別が女性から男性に変わった。それを『一般的にはLGBTを理解していない』『障害だろう』ってそんな風に言われたらびっくりしてしまう。(当事者を取り巻く環境が)ちょっとでも良くなればという善意で勉強会に伺ったけれどそれを踏みにじる発言をするというのはそんな人がなんで議員なんだろうと思ってしまいます」と話しました。

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