合成麻薬MDMAや麻薬ケタミンを密輸しようとしたなどとして、尼崎市に住むベトナム人の男2人が逮捕されていたことが分かりました。
麻薬取締法違反などの疑いで逮捕・起訴されていたのは、いずれも尼崎市に住む会社員でベトナム国籍の25歳と28歳の男2人です。
神戸税関などによりますと、2人は2021年1月、末端価格およそ1500万円相当の合成麻薬MDMAおよそ3000錠と、麻薬ケタミンおよそ300グラムを営利目的で密輸しようとした疑いが持たれています。
MDMAやケタミンは、オランダからの国際郵便でコーヒー豆の袋や粉末クリームの袋の中に隠されていました。
これまでの調べに対し、25歳の男は容疑を認め、28歳の男は黙秘しているということです。 2人はこのほかにも別のMDMAを日本国内で譲り渡した疑いで6月に再逮捕されています。