夏本番の暑さの中、六甲山の展望台では、毎年恒例の「氷室開き」が行われました。
神戸市灘区の六甲山の展望台「六甲枝垂れ」では、見学会に申し込みをした一般客を前に「氷室」の扉を解放しました。
氷室では、冬の間に雨水でつくった天然の氷およそ20トンを貯蔵し、夏になると山から吹く風を氷室の中に通してさらに、「風室」と呼ばれる部屋に流し込みます。
電気を使用せず、冷たい風が送られるため、訪れた人たちは涼しいひとときを過ごしていました。
氷室の氷は8月末ごろまで保たれるということで、それまで自然がつくりだす涼しさを楽しむことができます。