病気や事故などで親を亡くした子どもを支援する、あしなが育英会の奨学生らが7月9日、兵庫県内で街頭募金を行いました。
あしなが育英会の「あしなが学生募金」は毎年春と秋に全国約200カ所で一斉に行っていましたが、新型コロナウイルスの影響を受け2019年以降、一旦中止されていました。
去年からは限定的に街頭募金が再開され、ことし5月からは毎週土曜日に全国募金リレーが本格的に実施されています。
兵庫県内では9日、神戸や姫路など11カ所で一斉に行われ、学生たちが協力を呼び掛けました。
兵庫県内では2022年3月時点で過去最多となる531人のあしなが奨学生がいて、コロナ禍や物価高によって奨学金の必要性は高まっているということです。
募金はあしなが育英会のウェブサイトからも受け付けています。