尼崎市の稲村和美市長が7日会見を開き、任期満了に伴う2022年11月の市長選挙に立候補せず、3期目の今期限りで退任する意向を表明しました。
稲村市長は、2010年の尼崎市長選挙で当時全国最年少の女性市長として38歳で初当選し、現在3期目。 JR尼崎駅の駅前ブランド化などに取り組んできました。
稲村市長は当初、6月市議会の開会時に退任を表明する意向でしたが、全市民およそ46万人の個人情報が入ったUSBメモリーが一時紛失した問題の対応に当たるため表明を延期していたということです。
稲村市長は自身の後継候補について市の前の教育長・松本真さんを考えていることも明らかにしました。
尼崎市長選挙は2022年11月13日に告示、20日に投開票されます。