連日暑い日が続きますが、兵庫県上郡町では、涼しげな音色を響かせるスズムシの出荷が最盛期を迎えています。
上郡町の松井スズ虫研究所では、代表の松井さんが、都会の人にもスズムシの音色を楽しんでもらおうと50年ほど前から養殖を始め、今では全国から注文が寄せられています。
スズムシの透き通った美しい音色は、雄が求愛行動などの際、前ばねを擦り合わせることで発せられるものです。
作業場では、成長させたスズムシの雄と雌を選別する作業が行われていて、9月ごろまでにおよそ8万匹が出荷されるということです。
注文は、松井スズムシ研究所のホームページや電話(0791-52-3913)、それに、近畿圏内の郵便局でも受け付けています。