兵庫県が今年度中の制定を目指している犯罪被害者支援に特化した条例を検討する1回目の会議が7月1日開かれました。
1日の会議には兵庫県の斎藤知事や犯罪被害者を支援する団体の代表の他、1997年の神戸連続児童殺傷事件で次男を亡くした土師守さんが委員として出席しました。
犯罪被害者支援に関する条例は兵庫県内の全ての市や町で制定されているものの、県として特化した条例がないことから、会議では他府県の条例も参考に上げながら、新たな条例に必要な内容について意見が交わされました。
土師守さん「どこの地域で事件や被害に遭ったとしても最低限これだけのレベルの支援が受けられる、そういう対策はきちんとつくっていただきたい」
県は今年度中の条例制定を目指すとしています。