兵庫県内路線価0・2%下落 平均値下落は3年連続

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相続税や贈与税の算定基準となる2022年の路線価が公表され、兵庫県内の平均は去年より0・2%下落しました。

路線価は、主要道路に面した土地1平方メートル当たりの評価額で、大阪国税局が7月1日公表した兵庫県内の平均は、去年よりマイナス0・2%と3年連続の下落となりましたが、下落率は前年の0・8%より縮小しています。

県内の税務署管内で路線価が最も高かったのは、神戸・三宮センター街で1平方メートル当たり490万円でしたが、去年よりマイナス5・8%と2年連続の下落となりました。 この下落率は、全国の県庁所在地で最大となり、新型コロナウイルスの影響を受けたことが要因の一つと考えられています。

一方、近畿2府4県で最も上昇率が高かったのは、芦屋市船戸町のJR芦屋駅前で、5・7%上昇。テナントの入居需要が高く街のブランド力が評価されたと見られています。 また、下落率が最も大きかったのは、朝来市和田山町玉置(たまき)の国道312号で、6・7%下落しました。 去年は近畿2府4県全てで平均値が下落していましたが、ことしは京都府で0・2%、大阪府で0・1%上昇しています。

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