兵庫県は、きょう桜や桃の木に寄生する特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が県内で初めて確認されたと発表しました。
兵庫県などによりますと特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が見つかったのは明石市大久保町の公園で、6月27日に県の職員などが調査したところ園内でオス3匹が確認されました。 幼虫のフンがなかったことなどから侵入の初期段階とみています。
「クビアカツヤカミキリ」は人体に害を与えませんが、桜や桃の木に寄生し、木の内部を食い荒らすなどして農業被害や倒木などの被害を発生させるということです。 県内で確認されたのは今回が初めてです。
県は、繁殖力が高いので早期の発見と駆除が必要としていて、見かけたら県や地元自治体に連絡して欲しいと呼び掛けています。