不祥事続く尼崎市で市議会本会議 議員辞職勧告決議案が可決

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尼崎市議会は、光本圭佑市議が政務活動費を不適切に処理していた問題を受け、28日の本会議で、光本市議に対する辞職勧告決議案を提出し、全会一致で可決されました。

この問題は、尼崎市議会の会派「日本維新の会」の幹事長だった光本市議が、政務活動費を使ってパソコンなどおよそ76万円分を購入したとする納品書を偽造していたことや、会派の同意を得ずに政務活動費250万円を個人の口座に移していたことが発覚したものです。

尼崎市議会は、28日の本会議で光本市議に対する辞職勧告決議案を提出。 これに対して光本市議は、「私的な利用はなく、辞職勧告は誠に遺憾」と全面的に否定しましたが、決議案は全会一致で可決されました。

また、委託業者から無断で再々委託された会社の社員が尼崎の全市民およそ46万人の個人情報が入ったUSBメモリーを一時紛失した問題について、本会議の冒頭で稲村市長が謝罪しました。

尼崎市は、委託業者に対し損害賠償請求も視野に入れ、第三者委員会を設置し検証していくとしています。

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