■初代女王チーム引き継ぐ
ことし女子プロサッカー「WEリーグ」の初代女王に輝いたINAC神戸レオネッサは6月27日、
新しい監督にアシスタントコーチの朴康造(パク・カンジョ)氏が就任すると発表した。
朴氏は兵庫県出身の42歳。
滝川二高から韓国Kリーグなどを経て、2003年ヴィッセル神戸に入団。
背番号「7」を背負い、MFとして10年間活躍した。
2000年には韓国代表にも選ばれた。
引退後はヴィッセル神戸のスクールコーチを務めたあと、ことし春からINAC神戸のアシスタントコーチとアカデミー・スクールのテクニカルコーチを務めていた。
また2017年からサンテレビのヴィッセル中継でレギュラー解説者を務め、的確な分析と分かりやすい解説が好評だった。
ことし5月にはサンテレビのINAC神戸中継で解説を務めた。
■躍動するサッカーめざす
INAC神戸は、退任した星川敬監督のもとでWEリーグ初年を圧倒的な強さで優勝した。
そのチームを引き継ぐ朴新監督は、
「歴史あるINAC神戸の監督に就任する事ができ、大変光栄に感じております。
WEリーグ初年度に優勝したチームを引き継ぐ事になり、プレッシャーもありますが楽しみでもあります。目指すサッカーは主導権を握り、攻守共に選手が躍動できるサッカーです」
とコメントした。
来季のWEリーグは10月に開幕し来年6月まで行われる。
(浮田信明)