理化学研究所は、ロボットとAIで人を介さず効率的に、再生医療などに必要となる細胞を製造することに成功したと発表しました 。
理化学研究所は既存の人型ロボット「まほろ」を使い、人工知能・AIが最適な条件を試行錯誤しながら自律的に判断し、再生医療で使用する細胞を培養することに成功しました。
これまでは細胞の培養には人の熟練の技術が必要とされていましたが、今回、網膜の細胞を培養する際、AIを使い高度な技術を再現できたということです。
理化学研究所によりますと、今回、培養された網膜細胞を使って年内に臨床研究を行い、今後、さまざまな細胞の培養に応用したいとしています