兵庫県は24日、JR西日本が公表した赤字ローカル線の維持・利用を考える協議会を初めて開きました。
JRローカル線の維持と利用促進を検討する初めての協議会には、斎藤知事や沿線地域の市長をはじめJR西日本の関係者や観光事業者らが参加しました。
JR西日本はことし4月、ローカル線の収支率を公表し、県内では山陰線や加古川線など4路線6区間で赤字となっていました。
協議会では赤字路線の活性化策などが議論され、24日は各沿線が抱える現状の整理と、今後の取り組みに関する方針が話し合われました。
県は、沿線の市や町などでつくるワーキングチームの意見を集約し、来年1月に検討結果を報告するとしています。