尼崎市は23日、全市民およそ46万人の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表しました。 外部への情報漏えいは確認されていないということです。
尼崎市によりますと、市が新型コロナ対策の臨時特別給付金の事務を委託していた業者に協力する別の会社の社員が21日、飲食店で食事をしたあとUSBメモリーが入ったかばんを紛失しました。
USBメモリーには、尼崎市に住む全市民46万517人分の住民基本台帳の情報のほか、住民税の情報や生活保護受給世帯などの口座情報などが入っていました。
メモリーにはパスワードがかけられていて、現時点で外部への情報漏えいは確認されていないということです。
これを受けて稲村市長が会見を開き、謝罪しました。
尼崎市は個人情報漏えいに不安がある人に向けて専用ダイヤル050−3133−1403を設置し、今後対応していくということです。