元妻を刃物で殺害の男 初公判で起訴内容認める

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2021年10月、兵庫県尼崎市のマンションの敷地内で元妻を刃物で刺して殺害したとして殺人などの罪に問われている男の裁判員裁判の初公判が21日、神戸地裁で開かれ、男は、起訴内容を認めました。

西宮市の無職の男(33)は2021年10月、尼崎市のマンションの駐輪場で元妻で医療系事務員(当時28)を牛刀で複数回突き刺して殺害したとして殺人などの罪に問われています。
神戸地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で男は、「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で「別居の解消を拒否されて以降、危害を加えようと鉈(なた)や斧(おの)、牛刀を購入していた他、離婚が成立した後もSNSで被害者が幸せそうにしているのを見て腹を立てた」と指摘。
一方、弁護側は「犯行を素直に認め、反省している」として、情状酌量を求めました。
判決は、6月24日に言い渡されます。

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