7月10日投開票と決まった参議院選挙を前に、兵庫県警は期間中の違反行為を摘発する取締本部を設置しました。
16日午前、兵庫県警本部の捜査2課前には、選挙違反取締本部の看板が掲げられました。
取締本部では、専従の捜査員およそ800人を中心に、県警本部と県内46の警察署で合わせて8190人が選挙違反の取り締まりに当たるということです。
県警によりますと、前回の参院選では同じ人が2回投票したり、投票所の中で他人に対し特定の政党に投票するよう働きかけたりしたとして2人が書類送検されるなど、合わせて20件の違反があったということです。
今回、事前の取り締まりでは、15日までに1件の違反があり警告したということです。
参院選は6月22日公示、7月10日に投開票が行われ、改選数3の兵庫選挙区では、過去最多の13人による選挙戦となる見通しです。