本格的な夏のシーズンを前に、兵庫県神戸市で熱中症予防についてのセミナーが開かれました。
兵庫労働局などが開いた熱中症予防のセミナーには県内の製造業や建設業の経営者らおよそ40人が参加しました。
労働局によりますと、職場での熱中症により毎年全国で600人近くが4日以上の休職を余儀なくされていて、このうちおよそ20人が亡くなっているということです。
参加者たちは健康管理の徹底や職場環境の整備について説明を受けたほか、緊急時の対応としてためらうことなく救急車を呼ぶことなどを確認していました。
労働局では日ごろからの熱中症対策を怠らないよう注意を呼び掛けています。