神戸大学は6月3日、20代の女子学生にセクハラ行為をしたとして、50代の男性教授を「諭旨解雇」の懲戒処分にしたと発表しました。 男性教授は5月31日付けで退職しています。
神戸大学によりますと50代の男性教授は2021年10月、20代の女子学生にセクハラ行為をしたということです。
女子学生が数日後、「セクハラ行為を受けたので調査をして欲しい」と大学に訴えたことから被害が発覚し、大学のハラスメント調査委員会は2022年1月、教授の行為はセクハラにあたると認定しました。
これを受けて神戸大学は5月20日付けで男性教授を「諭旨解雇」の懲戒処分にし、教授は5月31日付けで退職しました。 男性教授はセクハラの事実を認め、謝罪しているということです。
女子学生はすでに卒業していて、神戸大学は「ハラスメント防止を真剣に取り組んでいる中で、このような事案が起きたことは誠に遺憾。 再発防止に万全を期したい」とコメントしています。