20代の警察官が警察手帳を紛失し戒告処分

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兵庫県警は6月3日、警察手帳を紛失したとして、20代の男性巡査長を戒告処分としました。

戒告処分を受けたのは、兵庫県警の警備部門に所属する28歳の男性巡査長です。

警察によりますと、巡査長は、2022年4月4日から18日にかけて、警察本部内で警察手帳を紛失したということです。

巡査長は、手帳を施錠ができる個人用のロッカーに保管していて、4月4日に上司が確認した際は手帳を所持していましたが、その後、4月18日に手帳がなくなっていることに気付いたということです。

警察は、巡査長が業務で使用した車や巡査長の自宅などを調べましたが、手帳は見つかっておらず、誰かに使用されたという通報も届いていないということです。

巡査長には、4月6日から7日にかけての神戸市内で警戒にあたる業務と、4月15日の警察本部内で警戒にあたる業務の合わせて2回、手帳の携帯を必要とする勤務があったということですが、「どちらも携帯したかどうかわからない」と話しているということです。

警察は、巡査長に対しすでに新しい手帳を発行していて、「職員に対する指導教養を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

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