■阪神6-1西武/6月2日
阪神先発のガンケルが自ら先制打。安定したピッチングで2勝目を挙げた。阪神はセパ交流戦成績が5勝4敗に。
■やってられない?
(6月2日のボックス席は掛布雅之、中田良弘両氏が解説を務めた。
ガンケルはここまで防御率2.77と好成績だが、援護に恵まれず1勝4敗)
掛布氏:ピッチャーからすると、やってられないね(笑)
中田氏:辛抱強く投げてほしいです
(阪神の5月成績は、防御率は1.79だが、11勝13敗)
掛布氏:凄い防御率なのに、2つの借金って…考えづらいよね
中田氏:ことしセパを見ても、3割打ってるのは3人ずつなんですよ
掛布氏:投高打低ですね
■流れの怖さ
(0-0の4回、阪神は無死2、3塁から、長坂のセンターフライでタッチアップした糸原が本塁タッチアウト。しかし二死からガンケルが先制打を放った)
橋本航介アナ:投げてガンケル、打ってガンケル!
(続く1番島田の1ゴロを山川が後逸)
橋本アナ:ガンケルはホームへ!
掛布氏:この1点は大きいですね。これは大きい。
(さらに2番中野も左中間を破り3点目)
橋本アナ:流れがぐうっとタイガースに来た!
中田氏:ガンケルが(ベンチに)帰ってきて休めています。
(さらに3番近本もショートゴロエラーで生きた)
掛布氏:野球の流れの怖さですね。怖いですねえ。
■5番の仕事とは
(阪神3-0の7回、無死1、2塁で、5番大山はバントの構え)
掛布氏:ここは打たせるべきだと思いますね。それが5番の仕事ですから。
(大山はバントを決めた)
掛布氏:素晴らしいバントですけど、大山に喜んでほしくない。悔しがってほしいです。
(続く6番糸原のタイムリーで阪神はダメ押しの2点を追加)
(試合が終わって)
掛布氏:あの追加点できょうは湯浅、岩崎を休ませることができた。その意味で、大山のバントは大きかったという見方もできますが、長いシーズンだとか、今のチーム状態を考えた時に、はたして大山にあの場面でバントさせることが最善だったか。僕はちょっと首を傾げますね。
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次回のサンテレビボックス席は、
6月12日のオリックス×阪神戦を京セラドームから中継する。
(浮田信明)