環境に配慮したアイガモ農法が行われている兵庫県三田市で1日、地元の小学生がアイガモのひなを田んぼに放ちました。
ひなの放鳥は、JA兵庫六甲が、地元の子どもたちに食の安全を学んでもらおうと、アイガモ農法でコシヒカリを生産する三田市内の農家と協力して毎年行っているもので、三田市立本庄小学校の3、4年の児童11人が参加しました。
生産者から説明を受けたあと、児童らは、2品種25羽のひなを田植えが済んだ田んぼに放していきました。
アイガモは田んぼで雑草や害虫を食べ、土をかき混ぜながら泳ぐため農薬や化学肥料の使用を抑えた米づくりができるということです。
アイガモは、8月には田んぼでの役目を終えて、食肉に加工されるということです。