「兵庫県被爆二世の会」は設立10年を記念して原爆の悲惨さを伝える朗読会を神戸市で開きました。
東灘区の文化センターで「兵庫県被爆二世の会」が設立10周年を記念し、朗読会「ピアノと声で伝える原爆」を開催しました。
朗読会では二世の会に所属する原爆被爆者の子どもや孫たち112人を代表して8人が登壇し親たちから伝え聞いた悲惨な被爆体験を語りながら戦争の恐ろしさと核兵器撲滅を訴えました。
兵庫県被爆二世の会中村典子会長は「核兵器を小さくしたら使えるというのはおかしい。核兵器は核兵器です。その時だけじゃなくてずっと続くし被爆の影響を考えた時にこんなひどい兵器はない」と話しました。
被爆経験者は「忘れたことがないくらい悲惨です。核兵器を使用するようなことがあってはならない」と述べています。
兵庫県被爆二世の会は8月11日に「ヒバクシャの話をきこう」を開催します。