兵庫県西脇市の美術館では、体の動きを生かした絵画作品で知られる現代美術家・國久真有さんの企画展が開かれています。
西脇市岡之山美術館では、体を使った独特な絵画表現で知られる大阪府出身の現代美術家國久真有さんの企画展が開かれています。
國久さんは自分の体を軸にして腕のストロ-クと遠心力を利用して描く手法を取り入れていて2019年には「岡本太郎現代芸術賞展」特別賞を受賞するなど幅広い活躍をみせています。
会場には近年、制作されたものを中心におよそ40点が展示され、國久さんの独創的な魅力に迫ることができます。
岡之山美術館の長谷川翠さんは「國久さんは作品を制作されるときに描いていて楽しい、描いていて気持ちいという気持ちを大切に制作されています。見ていて童心に戻れるような純粋な気持ちで見られるような作品がたくさんあるので子どもから大人までたくさんの方にご覧いただければうれしい」と話していました。
この企画展は7月24日まで西脇市岡之山美術館で開かれています。