兵庫県神戸市は、灘区の市街地にシカが出没したことを受けて鳥獣相談ダイヤルを設置するなどシカ対策に取り組むと発表しました。
5月12日、神戸市灘区の市街地にシカが出没し、猟友会が捕獲して有害鳥獣として駆除しました。神戸市によりますと、六甲山の南側にシカが現れるのは非常に珍しいということです。
これを受けて、久元市長は、26日「市が想定する防衛ラインが突破されたかもしれない」と述べ、シカ対策に取り組むと発表しました。
対策では、リアルタイムでシカの侵入を告げる最新鋭のカメラ50台を六甲山に設置するほか、「鳥獣相談ダイヤル」を新たに設けるということです。
神戸市は、シカに遭遇した時は近寄らず連絡して欲しいとしています。