明石市の海岸で起きた砂浜の陥没事故で、生き埋めになった当時4歳の女の子が亡くなってから5月26日で丸20年となり、事故現場では明石市の泉市長が花を手向け、再発防止を誓いました。
午前9時ごろ、明石市の泉市長は幹部職員9人と陥没事故の起きた大蔵海岸を訪れ、献花台に花を手向けました。
2001年12月、明石市の大蔵海岸で人工の砂浜が陥没し、父親と散歩をしていた当時4歳の金月美帆ちゃんが砂浜に埋まり、約5カ月後の5月26日に亡くなりました。
事故を巡っては、国と市の管理担当者4人が業務上過失致死の罪に問われ、全員の有罪が確定しています。
美帆ちゃんが亡くなってから丸20年となった26日、泉市長は美帆ちゃんの冥福を祈るとともに「市民の命に関わることはベストを尽くす」と安全対策を誓いました。
大蔵海岸では美帆ちゃんを忍んで建てられた銅像が今も海岸を見守っています。