夏の到来を前に兵庫県豊岡市の窯元では、特産品の出石焼の風鈴づくりが最盛期を迎えています。
透き通るような白色が特徴の伝統的工芸品「出石焼」。 出石焼の風鈴は、涼しげな音色を響かせ夏の訪れを告げます。豊岡市出石町の窯元では4月から風鈴づくりを始め、現在最盛期を迎えています。
出石焼の風鈴は、石こうで作った型に粘土を流し込み、固まった後取りだして2日ほど乾燥させ職人が絵付けをして「うわぐすり」を塗ってから本焼きして仕上げます。
若鮎やトンボ、それに、水玉の3種類の絵が描かれた風鈴は、1つ1つ手作業で7月上旬までにおよそ1500個が制作される予定です。
出石焼の風鈴は、隣接する直売所や町内の土産物店で1個1650円で販売されています。