兵庫県神戸市の都賀川では地元の園児らが3年ぶりにアユの稚魚を放流しました。
たつの市の揖保川から届いたアユの稚魚。神戸市灘区を流れる都賀川では、次世代にアユが泳ぐ美しい川を残そうと、33年前からアユの稚魚を放流しています。
新型コロナの影響でことしは3年ぶりに開催され、地元の園児や児童らおよそ500人が願いを込めて放流しました。
60年ほど前、都賀川は生活排水の影響で汚染が進んでいましたが、歩道の整備や住民の清掃活動で水質が改善しました。
都賀川では、2008年に河川の増水によって子どもを含む5人が死亡する事故が起きていて、子どもたちは川遊びのルールも学んでいました。